企業経営in北九州
中小の企業への融資対策とその結果は、どうなっているのでしょう。
何年か前から、日本の景気は徐々に上向きになっており、失業率が高水準で推移する等厳しい状況が続いていた雇用数も、2002年度末から増加傾向にあります。企業の経営も伸びてきて、中小企業の状況にも変化が見られます。銀行もこのチャンスを生かして返済能力のある会社に融資を行い、できるだけ確実に利益を出したいようです。さらに金融庁は、中小企業への融資を増やさない銀行に対しては業務改善命令も辞さないというスタンスを明らかにしています。
このような金融庁からの取り組みの成果もあり、返済力に問題がないとされた健全な中小企業には、融資の申し込みが集中しています。その反面、経営に問題があると見なされた中小企業への融資先は見つからず、メインバンクも離れていく、という状況です。
中小企業の資金需要は、単に不安定な資金繰りをカバーするためだけでなく、設備や雇用への前向きな投資にも向けられているます。中小企業への融資に当たって、銀行が何よりも重視しているのが決算書です。希望に沿うように融資の話を進めるためには、決算書に黒字を重ね、リスクの少ない企業であることを立証することがポイントでしょう。
銀行との融資の交渉を進めていく時のために、決算内容を戦略的に進めて利益を積むことができるような工夫ができるよう心がけていきましょう。